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50年前の英語学習も会話が中心でした

私が通っていた50年も前の英語学習の教室は、週に1度で、会話が中心でした。
日本人のお姉さんみたいな先生で、特殊なテープレコーダー的なもので、英会話を聞いたりしながら学んでいました。
子ども達は、5人程度の教室で、年齢はバラバラでした。
確か、6年生の自分が一番年長だったです。
親としてみれば、来年から中学で学ぶ英語に少しでも慣れ親しませようとして通わせたのだと考えます。
しかし、実態は楽しいどころか苦痛の連続でした。
道具こそ、テープのほかにカードなども使ったりと豊富でした。
でも、内容は英語での会話ができるようにと詰め込みの教育でした。
一番大変だったのは、クリスマスのイベントです。
クリスマスの発表として、そこの教室は人形劇の出し物を担当することになっていました。
私たちは、人形の動きに合わせて、英語で科白を言う役でした。
意味も全然分からないままに、英語だけをただ必至に暗記しました。
本番は、覚えた通りにストーリーも分からず発表しました。
何とか無事に終了はしたものの、何を苦労してやっていたのだろうと苦い心だけが残りました。
楽しいクリスマスが、子ども達にとって生き生きとする、そんな活動が行われるよう願っています。
今の英語学習教室は、こんなことはないと信じています。

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